H2の起動

データをデータベースに保存できるようにしましょう。

今回はデータベースとしてH2を利用します。

ちなみにGlassFishにはJava DB(中身はDerby)が付属しているので、こちらを利用することもできます。

zipをダウンロードしたら、適当な場所に展開し、次のようにして起動します。

% cd bin
% java -cp h2-1.4.180.jar org.h2.tools.Server &
TCP server running at tcp://XXX.XXX.XXX.XXX:9092 (only local connections)
PG server running at pg://XXX.XXX.XXX.XXX:5435 (only local connections)
Web Console server running at http://XXX.XXX.XXX.XXX:8082 (only local connections)

ブラウザが自動的に開いてH2コンソールが表示されます。各項目を入力して[保存]をクリックします。

設定名
MyFirstSpringApp (Server)
ドライバクラス
org.h2.Driver
JDBC URL
jdbc:h2:tcp://localhost/~/tmp/myfirstspringapp
ユーザ名
sa
パスワード
password

H2console

設定名はなんでもOKです。JDBC URLはアプリケーションからアクセスするときに使うURLです。この場合、起動したユーザのホームディレクトリ(~)のtmpディレクトリに、myfirstspringapp.mv.dbというファイルに保存されるということになります。ユーザ名・パスワードは任意に設定できます。

[接続]もしくは[接続テスト]をクリックして、接続できるか確かめておきます。