Lombokは所謂「boilerplate」なコードを自動生成することができるライブラリです。IDEでもコード(例えばgetter/setter)を自動生成することができますが、コードの追加・変更・削除に応じて自動生成し直す必要があり、少々面倒です。Lombokを使うことによってboilerplateなコードを書かなくてすむようになります。LombokのメリットについてはJavaでIDEのアクセッサ生成よりlombokを使ったほうがいい理由が参考になります。
IntelliJの設定
Lombok Pluginをインストールします。メニューから[Preferences]→[Plugins]→[Browse repositories]からインストールできます。
プロジェクトの設定では[Compiler]→[Annotation Processors]の[Enable annotation processing]をonにします。
build.gradle
Lombokを利用するプロジェクトのbuild.gradleには次の行をdependenciesに追加します。
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compile("org.projectlombok:lombok:1.14.8") |
これでLombokが使えるようになります。
※上記ではcompileでLombokを利用するようにしていますが、実行時にLombokは必要ないので、本来はmavenにおけるprovidedと同様の動作となるようにするのが適切です。ここでは(手を抜いて)compileで指定しています。mavenのprovidedと同様の動作にするには、例えばWhich is the proper Gradle plugin to support ‘provided’ method?に書かれている方法等があります。